調査概要は以下のとおりです。
■調査対象者:全国の30歳~60代以上の「高校生」「大学生」の子を持つ男女
■調査期間:2025年8月14日~19日
■有効回答総数:読者:126件・非読者:307件
■調査方法:「モニタス」インターネット調査
※東洋経済オンラインを「毎日見ている」「週に1回程度見ている」と回答した人を「読者」、「月に1回程度見ている」「それ以下の頻度」「このサイトを知らない」と回答した人を「非読者」とする
子どもの大学受験についてあらゆるサポートをした・している読者は約4割
はじめに、「あなたはお子様の大学受験にどの程度関与しますか/しましたか 」と聞きました。
東洋経済オンライン読者(以下「読者」)は「大学選び、学部選び、金銭面、受験対策などあらゆるサポート」が42.9%と最も多く、次いで「大学選び、学部選び、金銭面のサポート」(30.2%)となりました。一方で、非読者は「金銭面のみのサポート」(32.2%)が最も多く、読者は非読者に比べ、子供の大学受験に対して積極的に関与している割合が高いことがわかります。
続いて、「お子様の大学選びをする上でどんな情報を参考にしましたか」と聞きました。読者、非読者ともに「大学の公式サイト」が最も多い結果となりました。一方で、「大学受験情報サイト」を参考にすると回答した割合は、読者が61.9%、非読者が36.5%と、約2倍の差があることがわかります。
※複数回答
大学選びでは、親・子どもともに「学びたい学部があるか」を重視
「回答者(親)」「子ども」が重視するポイントについて、読者・非読者ともに「学びたい学部があるか」を最も重視することがわかりました。
一方で、「子どもが重視するポイント」について、読者は「大学の知名度」(27.0%)、「学びたい教授がいるか」(19.8%)が上位に入り、非読者は「通学のしやすさ」(23.5%)「大学の就職先・就職率」(21.8%)が上位にくる結果となり、選ぶポイントに差異が見られました。

※複数回答
読者の半数以上が、子どもと一緒に大学のオープンキャンパスに参加した経験がある
「参加する(したことがある)」と回答した読者は56.3%で、非読者は35.2%でした。
読者は非読者に比べて、大学の見学にも積極的に参加していることがわかります。

前の質問で「オープンキャンパスに参加する(したことがある)」と回答した方に「参加したオープンキャンパスの開催形式について教えてください」と聞きました。
読者・非読者ともに「オフライン(現地での見学)」が最も多い一方で、「オンライン・オフラインどちらも参加」は読者が28.2%、非読者は14.8%という結果になりました。

続いて、同様の回答者に「オープンキャンパスを選ぶ際、への参加理由はどのような点ですか」と聞きました。読者は「説明会が充実している」(49.3%)が最も多く、非読者は「志望順位が高い」(49.1%)が最も多く、それぞれ重視する点が異なることがわかります。

海外留学を志望する子どもを持つ読者は約3割
「お子様の大学受験の際、学習塾など勉強のためにしていたことを教えてください」と聞きました。
読者は「予備校」(41.3%)が最も多く、次いで「個別指導塾」(35.7%)と、大学受験のために子どもを予備校や塾に通わせていることがわかりました。
※複数回答
「お子様はどちらの方法で大学受験をされるご予定ですか」と聞きました。
「一般入試」が読者(72.2%)、非読者(67.4%)ともに最も多い結果となりました。
※複数回答
「お子様は海外留学を志望していますか。」と聞きました。
読者の子どもは「志望しており、海外大に進学/受験する」(7.9%)「志望していて、国内大学を選ぶ際に重視」(25.4%)と、約3割が海外留学を志望していることがわかりました。
まとめ
■読者、非読者ともに「大学の公式サイト」「大学受験向け情報サイト」を活用している
■大学選びでは、親・子どもともに「学びたい学部があるか」を重視
■読者の半数以上が、子どもと一緒に大学のオープンキャンパスに参加した経験がある
■読者はオープンキャンパスを選ぶ際、「説明会が充実している」ことを重視
■大学受験のために、子どもを予備校に通わせている読者が約4割
■海外大学を志望する子どもを持つ読者は約3割
東洋経済ブランドスタジオは、今後も皆様のビジネスに役立つさまざまな調査を実施してまいります。
※四捨五入の関係で合計が100%にならないグラフもございます