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東洋経済オンライン読者に子供の教育費に関する調査を実施

東洋経済オンライン読者に子供の教育費に関する調査を実施東洋経済オンライン読者に子供の教育費に関する調査を実施
  • リサーチ部
東洋経済ブランドスタジオは、東洋経済オンライン メール会員ユーザーに対して、「子どもの教育費」に関する意識調査を実施しました。
調査概要は以下のとおりです。


■調査対象者:東洋経済オンライン メール会員ユーザーで子どもを持つビジネスパーソン
■調査期間:2023年6月12日~18日
■回答総数:573件
■調査方法:東洋経済オンラインメール会員向けのメールによるインターネット調査
 

回答者属性

回答者の年代は、子どもを持つ親を対象としているため、40~50代が約7割を占めており、25~44歳のユーザーが59.3%を占める東洋経済オンライン読者平均(東洋経済ユーザープロフィールP14参照)と比較すると、やや年齢層が高い結果になりました。

学歴は、大学院卒・大卒の回答者が約8割の結果となりました。東洋経済オンラインユーザープロフィール(大学卒・大学院卒計75.0%)と近い結果となっています。

また、配偶者の職業について聞いたところ、「会社員」(35.8%)が最も多く、共働き家庭が多い一方で、「主婦・主夫」(25.1%)も多くを占める結果となりました。

世帯年収は、1000万円以上の世帯が32.3%と、東洋経済オンラインプロフィール(24.0%)に比べ、子どもを持つ余裕のある家庭ということもあり、やや高い結果となりました。

子どもの人数は、1人っ子が約5割

全回答者(N=573)に、「お子様の人数を教えてください」と聞いたところ、「1人」は52.7%と、一人っ子家庭が最も多い結果となりました。
同様に、回答者に「1人目のお子様の年齢を教えてください」と、各子どもの年齢詳細について聞いたところ、1人目の子どもが約4割が高校生の一方で、3人目は約4分の3は小学生以下です。

東洋経済オンライン読者の1人目の子どもの受験費用は、平均29,830円

次に、全回答者(N=573)に対し、それぞれの子どもについて、「お子様の受験の予定を教えてください」と聞きました、
その結果、1人目の子どもは、2人目以降と比較し、小学校受験以上の受験に対する意識がやや高いことがわかります。



全回答者に対し、それぞれの子どもについて、「お子様の受験に関する月謝を教えてください」と聞きました。
東洋経済オンライン メール会員の回答平均を、一般平均(ベネッセ教育総合研究所の調査‟第3回学校外教育活動に関する調査2017”「教室学習活動費」より)と比較したところ、1人目の子どもは約2万円、2人目の子どもは約18,000円、3人目の子どもは約13,000円の差が出ています。
とりわけ、月2万円以上受験の月謝の費用として払っている家庭について、1人目の子どもに対しては約5割です。
このデータより、全回答者は一般家庭に比べて受験に対して多くの費用を投じており、熱心であるということがわかります。

※一般平均はベネッセ教育総合研究所調査‟第3回学校外教育活動に関する調査2017”「教室学習活動費」より引用。東洋経済オンライン読者平均は各項目中央値より算出
 

習い事を1つ以上している子どもが約7割

「現在お子様がしている習い事の数を教えてください。2人以上いる場合は、あてはまるものをすべて選んでください」と聞いたところ、「習い事はしていない」の回答が31.4パーセントと、習い事を1つ以上している子どもは、約7割いるという結果がわかりました。
また、「お子様が最初に習い事を始めた年齢を教えてください。2人以上いる場合は、当てはまるものをすべて選んでください」と聞いたところ、半数近くの親が未就学児から習い事を始めさせている結果となりました。

同様の回答者に、「お子様の習い事の月額費用を教えてください」と質問したところ、東洋経済オンライン メール会員の回答平均を、一般平均(ベネッセ教育総合研究所の調査‟第3回学校外教育活動に関する調査2017”「教室活動費」より引用)と比較すると、1人目の子どもで約1万円、2人目の子どもは約9000円、3人目の子どもは約5,000円の差が出ています。
とりわけ、1人目の子どもに対して、月2万円以上習い事の月謝の費用として払っている家庭は、約3割です。
このデータより、回答者は、一般家庭に比べて、習い事に対して多くの費用を投じており、熱心であるということがわかります。


※一般平均はベネッセ教育総合研究所の調査‟第3回学校外教育活動に関する調査2017”「習い事」から教室学習活動費を除いた数値を引用。東経読者平均は各項目中央値より算出
 

習い事選びは、月謝や自宅から近いなどの条件に加え、サービスも重視

全回答者に対し、「お子様がしている習い事をすべて教えてください」と聞いたところ、水泳・サッカーなど運動系が1番多いという結果が出ました。1人目・2人目に着目すると、進学塾のほか、音楽系や語学系の習い事が上位に来ています。3人目は「習い事はしていない」が多数を占める一方で、水泳・サッカーも上位に入ってきています。


同様に、「習い事を始めた理由を3つまで教えてください。2人以上いる場合は、あてはまるものをすべて選んでください」と聞いたところ、「受験対策のため」(27.6%)「引導能力の向上になるから」(26.4%)「子どもが希望したから」(26.0%)など、子どもの能力向上についてと、自己実現についての項目が上位の結果になりました。

「習い事の教室の選定にあたって重視することを3つまで教えてください。2人以上いる場合は、あてはまるものをすべて選んでください」と聞いたところ、「月謝」(49.0%)「自宅・学校から近い」(37.5%)が上位に来ています。一方で、「受験情報など情報提供が豊富」(19.0%)「面談などサポート体制が充実」(16.2%)なども重視されています。
月謝や自宅から近いなどの条件に加え、習い事が提供するサービスも重視する点として、上位にあがっています。

まとめ

・東洋経済オンライン読者は、子どもが1人の世帯と、2人以上の世帯がそれぞれ半々
・東洋経済オンライン読者は、1人目の子どもに関して、中学受験以上の受験に対して意識が高い
・1人目の子どもの受験に関する月謝について、2万円以上の家庭が約5割
・1人目の子どもの習い事の月謝について、2万円以上の家庭が約3割

東洋経済ブランドスタジオは今後も、皆様に役立つさまざまな調査を実施してまいります。