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東洋経済オンライン読者の転職に関する意識調査を実施

東洋経済オンライン読者の転職に関する意識調査を実施東洋経済オンライン読者の転職に関する意識調査を実施
  • リサーチ部
東洋経済ブランドスタジオは、東洋経済オンラインの読者と非読者に対して、「転職」に関する意識調査を実施しました。
調査概要は以下のとおりです。

■調査対象者:全国の20代~50歳までの男女
■調査期間:2023年3月29日~4月1日
■回答総数:
A.読者:東洋経済オンラインを週1回以上読んでいる方、
   かつ、個人年収600万円以上 N=338
B.非読者:フルタイムワーカー(派遣・業務委託除く)N=323
■調査方法:「モニタス」インターネット調査
 

東洋経済オンライン読者の約8割が転職を意識・または行動している


全回答者(N=661)に、「あなたは転職について検討していますか」と聞いたところ、東洋経済オンライン読者(N=257)は「転職に向けて、具体的に行動している」(29.0%)が最も多く、ついで「具体的ではないが、転職を意識することがある」(23.1%)、「良い職場・条件があれば、検討しても良いと思う」(21.3%)と、約8割が転職に対して前向きな意向を示している結果となりました。
一方で、非読者(N=338)は、「転職は考えていない」(59.8%)と、転職に対して消極的な傾向がわかりました。

また、同様に「あなたは過去に転職したことがありますか」と聞いたところ、東洋経済オンライン読者(N=257)は、「1回転職したことがある」「2回転職したことがある」「3回転職したことがある」「4回以上転職したことがある」が76.1%と、約4分の3が転職を経験していることがわかりました。
非読者(N=338)は、「1回転職したことがある」「2回転職したことがある」「3回転職したことがある」「4回以上転職したことがある」が55.1%と、約半数が転職を経験したことがない結果が出ています。

 

東洋経済オンライン読者は、転職活動の際に仕事の自己実現性を重視

全回答者(N=661)に、「転職をする際の会社の選び方について教えてください」(複数回答可)と質問したところ、東洋経済オンライン読者(N=257)、非読者(N=338)ともに「待遇⾯(給与・報酬・福利厚⽣)」が最も多い結果となりました。
一方で、東洋経済読者は「自分がやりたい業務ができるか」(47.1%)、「事業や企業の成長性」(39.7%)など、仕事での自己実現や成長を重視している結果が出ています。
非読者を見ると、「勤務地」(47.8%)、「ワーク・ライフ・バランス」(27.0%)なども上位に来ており、東洋経済オンライン読者と比べると、私生活での自己実現を重視している結果が出ています。

同様に、「転職活動を行った際の主な活動を教えてください」と聞きました。東洋経済オンライン読者(N=257)、非読者(N=338)ともに「転職サイトから応募する」が最も多く、とりわけ東洋経済オンライン読者は半数近くという結果となりました。
一方で、東洋経済オンライン読者は「転職エージェントからの紹介」(45.6%)、「ヘッドハンティングへの相談」(25.4%)など、転職に専門性のある人や内容を頼りとしています。
非読者では、「転職エージェントからの紹介」(23.4%)も上位の一方で、「家族・友人・知人からの紹介」(22.5%)、「会社の求人情報から応募する」(17.8%)などが割合として高くなっています。

東洋経済オンライン読者は、キャリアアップに積極的

転職を過去経験したことのある回答者(N=435)に、「転職した理由を教えてください」(複数回答可)と聞きました。
東洋経済オンライン読者・非読者ともに「給与・報酬を上げたかったため」が約半数を占め、最も多い結果となりました。
東洋経済オンライン読者(N=168)の結果に注目すると、ほぼ同数で「チャンスを求めて、キャリアアップのため」(48.2%)、次いで「職種変更、キャリアチェンジ」(28.0%)という回答が多くなっています。

上記にて「チャンスを求めて、キャリアアップのため」「職種変更、キャリアチェンジ」と回答した東洋経済オンライン読者(N=168)へ「具体的にどのようなキャリアアップを目指しましたか」(複数回答可)と質問しました。
上位には、「自分の可能性を追求したい」(50.0%)、「新たな経験・スキルを積みたい」(47.0%)や「明確な目標をもって仕事をしたい」(32.1%)、「専門性の高い仕事につきたい」(29.2%)という回答が集まりました。

 

東洋経済オンライン読者は、転職に関する情報収集が活発

転職を過去経験したことのある回答者(N=435)に、「転職活動の際の情報収集方法とその役割を教えてください(複数回答可)」と聞きました。
転職経験のある東洋経済オンライン読者(N=257)は「転職エージェント」を、「自分に合った情報を得る」(32.3%)、「公式にはなっていない実態の情報を得る」(28.0%)や「公式な情報を得る」(25.7%)ために利用するという回答が多く集まりました。
「企業ホームページ」については、「公式な情報を得る」(34.2%)に加え、「自分に合った情報を得る」(22.2%)、「企業の雰囲気を知る」(21.4%)ために利用することがわかりました。
一方で、非読者は「特に利用しない」が約5割を占めています。

また、「ビジネス誌をはじめとする各種サイトでの企業紹介記事」は、「公式な情報を得る」(24.1%)目的に加え、「公式にはなっていない実態の情報を得る」(21.8%)「業界や業種に詳しくなる」(21.0%)ために利用することがわかりました。
ビジネス誌を始めとする情報源には、「公式な情報を得ることができる」一方で「実態の情報を得ること」にも期待していることがうかがえます。

まとめ

・東洋経済オンライン読者の約8割が、転職を検討、または行動している
・東洋経済オンライン読者は転職の際に、「自分がやりたい業務ができるか」「事業や企業の成長性」など、仕事での自己実現や成長を重視
・転職経験のある東洋経済オンライン読者は、約半数が「チャンスを求めて、キャリアアップのため」に転職
・ビジネス誌を始めとする情報源には、「公式な情報を得ることができる」一方で「実態の情報を得ること」も期待

東洋経済ブランドスタジオは今後も、皆様のビジネスに役立つさまざまな調査を実施してまいります。