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「東洋経済オンライン」読者のビジネス動画視聴に関する調査を実施

「東洋経済オンライン」読者のビジネス動画視聴に関する調査を実施「東洋経済オンライン」読者のビジネス動画視聴に関する調査を実施
  • リサーチ部
東洋経済ブランドスタジオは、「東洋経済オンライン」メール会員ユーザーに対して、「ビジネス動画視聴」に関する調査を実施しました。
調査概要は以下のとおりです。

■調査対象者:「東洋経済オンライン」 メール会員ユーザー、インターネット動画視聴者
■調査期間:2023年4月29日~5月12日
■回答総数:1079件
■調査方法:「東洋経済オンライン」メール会員向けのメールによるインターネット調査
 

週3日以上インターネットを視聴している「東洋経済オンライン」読者は約7割

全回答者(N=1079)に、「あなたはインターネットの動画をどのくらいの頻度で視聴しますか?」と聞いたところ、「毎日」「週5~6日程度」が56.81%と約6割を占める結果となりました。また、「週3~4日程度」が加わると、約7割となり、大多数の「東洋経済オンライン」読者が日常的にインターネット動画を視聴する習慣があることがわかりました。
また、年代別で見ると、25~29歳の年代では「毎日」と回答した割合は69.6%、60代になると「毎日」と回答した割合は37.6%と半数近くに下がります。
25~39歳の利用頻度が高く、年代が上がると緩やかに下がっていくものの、70代以上でまた頻度が上がる傾向にあります。
役職別で見たところ、「経営者クラス」が「毎日」と回答した割合が半数以上と、ほかの層に比べて動画の視聴頻度が高くなっています。

視聴デバイスは「PC」「スマホ」がほぼ同じ割合で、 まとまった時間に動画を視聴する人が約7割

以下の質問はインターネット動画を閲覧する方のみにお伺いしました。

インターネット動画を視聴する回答者(N=918)に「あなたはインターネットの動画をどうようなデバイスで視聴しますか?」と聞いたところ、「PC」は44.1%、「スマートフォン」は41.8%とほぼ同じ割合となりました。
同様に、「あなたがインターネットの動画を最も視聴するシーンをお選びください」と聞いたところ、「仕事終わりの平日夜や休日、まとまった時間」が68.9%と約7割を占める結果となりました。平日夜や休日をはじめ、ゆっくり落ち着いた時間があるときに視聴していることがわかります。


 

すべての視聴ジャンルの中で、 よく見られているジャンルは「ニュース」「学習、教養」「ビジネス」

インターネット動画を視聴する回答者(N=918)に、「インターネットでよく見る動画はどのようなジャンルですか?(最大3つ)」と聞いたところ、「ニュース(世の中、政治経済、科学)」が19.2%、次いで「学習、教養」が17.2%、「ビジネス」が16.8%という結果となりました。

質問の選択肢の中で、年代別で結果を見たところ、30代以上は、上位3つに同様の回答が並んでいます。
20代も上位2つは、ビジネス関連で、3位に「芸能、お笑い、バラエティ」が入っています。
一方で、「スポーツ」も9.9%と人気があり、「東洋経済オンライン」の読者とアスリートの親和性の高さもうかがえます。

 
次に、全回答者(N=918)に対し、「インターネットで動画を見る理由を最大3つお選びください」と聞きました。
その結果、「勉強になる、学びを得られる」という回答が21.3%で最も多く、「仕事の役に立つ」という回答が16.5%と2番目に多い結果となりました。
また「趣味の役に立つ」「生活の役に立つ」など、「役に立つ」情報を求めていることも調査の結果として明らかになっています。
一方で、Googleが発表しているYouTubeの利用理由で上位となっている、「暇つぶしになるから」「娯楽として楽しむため」「楽しいから」に近しい理由は上位になっておらず、ビジネスパーソンへの動画訴求に関しても、知的好奇心を向上させる内容が重要となっています。

 
同様に、「インターネット動画のビジネス・学びへの活用について3つお選びください」と聞きました。
その結果、「ニュース解説及び専門的な知識のインプットに活用」という回答が17.6%といちばん多く、次いで「IT・最新テクノロジーのインプットに活用」が12.3%と2番目に多い結果となりました。


年代別で見ると、いずれの年代も「ニュース解説及び専門的な知識のインプットに活用」が上位にある一方で、30代は「資産運用・投資への活用」が最も多くなっています。

 

視聴のきっかけは、「専門的な有識者」「メディア・媒体社発信」が上位に入る

インターネット動画を視聴する回答者(N=918)に、「ビジネス・学びに繋がる動画について、視聴のきっかけになる理由を3つ順番にお選びください」と聞きました。
「専門的な有識者が解説しているから」(29.2%)が最も多く挙げられています。次いで、「解説が分かりやすく、動画のテンポが良く、視聴しやすそうだから」(28.1%)、「メディア・媒体社が発信しているから」(16.7%)という結果となりました。


ビジネスや学びの動画を視聴するうえで、有識者や、メディアの発信など、情報元の信頼性を重視していることがわかります。
年代別で見ると、「専門的な有識者の解説」は年代に比例して上がり、 「メデイア・媒体社が発信」はどの世代でも一定層の票が入っています。

 
また、「インターネット動画にかかわらず、ビジネス・学びに繋がる情報において活用機会が多い順にお選びください」という質問に対し、最も活用機会が多いと回答されたのは、「ビジネス誌や新聞を始めとするWebメディアの記事」(20.8%)となっています。


この結果は、年代に比例して活用機会が多くなっており、「新聞紙媒体」についても同様の結果となりました。
一方で、「YouTubeの動画」は年代に逆比例しており、若年層のほうが高い傾向が出ています。
ビジネス誌を始めとする雑誌媒体については、20代30代の支持が高いことも結果として出ています。

 

まとめ

・週3日以上動画を視聴する方が、72.48%と日常的に活用されている。週5日以上インターネット動画を視聴する方は、56.81%と半数以上。年代別、役職別で見てもどのカテゴリーにおいても、視聴頻度は高い。
・視聴シーンは、 「仕事終わりの平日夜や休日、まとまった時間」が約7割という結果。時間のある際に活用されている。
・よく見る動画のジャンルについて、 「ニュース(世の中、政治経済、科学)」「学習、教養」「ビジネス」が上位3つとなっている
・ビジネス・学びに繋がる動画の視聴のきっかけは、「専門的な有識者」「メデイア・媒体社発信」が上位に入る

東洋経済ブランドスタジオは今後も、皆様のビジネスに役立つさまざまな調査を実施してまいります。