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家電購入に関する意識調査を実施

家電購入に関する意識調査を実施家電購入に関する意識調査を実施
  • リサーチ部
東洋経済ブランドスタジオは、家電購入に関する意識調査を実施しました。
対象は全国の18歳~65歳以上の働く男女525名です。「週に1度以上東洋経済オンラインを閲覧している」と回答したユーザーを「東洋経済オンライン読者」とし、「週に1度以下の頻度」と回答したユーザーを「非読者」としています。
調査概要は以下のとおりです。

■調査対象者:全国の18歳~65歳以上の働く男女
■調査期間:2023年6月13日~6月14日
■有効回答総数:525件
■調査方法:「モニタス」インターネット調査
「週に1度以上、東洋経済オンラインを閲覧している」と回答したユーザーを「東洋経済オンライン読者」とする
 

東洋経済オンライン読者は「高機能」「高品質」「多機能」を重視

どのようなタイミングに家電の購入を検討するかを聞きました。
非読者(N=413)は「現在使用中の家電が壊れた時」が34.9%と最も高くなりました。東洋経済オンライン読者(N=112)は15.2%と19.7ポイント低くなりました。
その一方で、「生活が便利になる製品の存在を知った時」は12.1ポイント、「現在使っているものよりも高機能な製品が出た時」は7.7ポイント、東洋経済オンライン読者が高くなる結果となりました。


次に、家電購入にあたって重視するポイントを聞きました。
非読者(N=413)は「価格が安い」が55.0%と最も高くなりました。東洋経済オンライン読者(N=112)は39.3%と15.7ポイント低くなりました。
その一方で、「高機能」は10.5ポイント、「高品質」は12.7ポイント、「多機能」は7.4ポイント、東洋経済オンライン読者が高くなる結果となりました。



このように非読者と比較すると、東洋経済オンライン読者は「価格の安さ」を重視しつつも、「高品質」「高機能」な家電を求める傾向にあり、家電によって生活の利便性を上げようと考えていることが分かりました。

 

家電購入の際には「インターネットの紹介記事」「価格比較サイト」を参考にする

家電購入の際に検討材料とする情報源を聞きました。
東洋経済オンライン読者、非読者ともに「インターネットの紹介記事」がもっとも高くなりました。東洋経済オンライン読者は50.9%、非読者は38.7%で、読者の方が11.3ポイント高くなっています。次に高くなったのはどちらも「価格比較サイト」でした。
非読者は「家電量販店の店員の話」が31.5%ですが、東洋経済オンライン読者は17.0%と、14.5ポイント差がある点も特徴的です。


次に、家電の実物を確認するか、買う時はどこで買うかを聞きました。
東洋経済オンライン読者、非読者とも、「家電量販店で確認・購入する」が最も高くなりました。東洋経済オンライン読者は46.4%、非読者は58.1%で11.7ポイント差があります。次に高いのは「家電量販店などで実物を確認し、ネット通販サイトで購入する」で、東洋経済オンライン読者は30.4%、非読者は21.1%で9.3ポイント東洋経済オンライン読者が高くなりました。


東洋経済オンライン読者、非読者とも、検討にあたってはインターネットの情報を重視するも、最後は家電量販店などで実物を見て買う傾向にあるようです。

東洋経済オンライン読者は高価格帯を選ぶ割合が非読者よりも高い

次回購入する場合の想定価格帯について、「炊飯器」「電子レンジ」「冷蔵庫」「洗濯機」「掃除機」で聞きました。

炊飯器は、東洋経済オンライン読者、非読者ともに1万円~3万円がボリュームゾーンになりました。一方で10万円~15万円を選ぶ割合は、東洋経済オンライン読者が14.3%と、非読者の1.9%に比べ12.4ポイント高くなりました。


電子レンジは、東洋経済オンライン読者は1~3万円が21.4%、3万円~5万円が27.7%、5万円~10万円が25%と拮抗しています。
非読者は1~3万円が34.6%、3万円~5万円が32.0%となりました。



冷蔵庫は、東洋経済オンライン読者、非読者ともに10万円~15万円がボリュームゾーンになりました。一方で20万円~30万円を選ぶ割合は、東洋経済オンライン読者が14.3%と、非読者の7.3%に比べ7.0ポイント高くなりました。


掃除機は、東洋経済オンライン読者、非読者ともに1万円~3万円がボリュームゾーンになりました。一方で5万円~10万円を選ぶ割合は、東洋経済オンライン読者が21.4%と、非読者の12.6%に比べ8.8ポイント高くなり、 10万円~15万円を選ぶ割合は、東洋経済オンライン読者が8.9%と、非読者の1.2%に比べ7.7ポイント高くなりました。


洗濯機は、東洋経済オンライン読者、非読者ともに5万円~10万円がボリュームゾーンになりました。一方で15万円~20万円を選ぶ割合は、東洋経済オンライン読者が14.3%と、非読者の8.2%に比べ6.1ポイント高くなりました。


このように、東洋経済オンライン読者は非読者よりも高価格帯を選ぶ人の割合が多いことが分かりました。

まとめ

・東洋経済オンライン読者は、生活を便利にする高機能・高品質な家電への購入意欲が高い
・非読者は、壊れた時や調子が悪い時に購入を検討する
・東洋経済オンライン読者は高価格帯を選ぶ割合が非読者よりも高い
・検討の情報源としてはインターネットの記事が最も多い
・購入する前に家電量販店で確認する人が多数派


東洋経済ブランドスタジオは今後も、皆様のビジネスに役立つさまざまな調査を実施してまいります。