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コロナ禍で売り上げゼロからの大成長
セミナー事業部のこれから

コロナ禍で売り上げゼロからの大成長 <br>セミナー事業部のこれからコロナ禍で売り上げゼロからの大成長 <br>セミナー事業部のこれから
  • 社員インタビュー

企業様のセミナー開催を支援するセミナー事業と、法人向けの研修講座を行うスクール事業を展開している、東洋経済新報社ビジネスプロモーション局ブランドスタジオ・セミナー事業部。
セミナー事業部長の関根崇(せきねたかし)に、東洋経済のセミナーの「これまで」と「これから」を聞きました。

コロナ禍で部の存続が危ぶまれる危機に

――自己紹介をお願いします。
セミナー事業部の関根崇です。16年ほど女性向けの生活情報紙の広告営業に従事し、その後PR会社を挟み、2020年の4月に東洋経済新報社に中途入社しました。
まさにコロナ禍が始まったタイミングでの入社でした。当時の東洋経済のセミナーのサービスは、リアル開催をメインとしていましたが、すぐさまウェビナーに切り替え、部のメンバー一丸となって何とか乗り切ってきました。
 

――今やセミナーといえばウェビナーは一般的になりましたね。ウェビナーに切り替えていった点で大変だったことはどういった点でしたか?
新型コロナでリアル開催のセミナーがいっさいできなくなり、3月はすべて開催中止になっていました。4月~5月は売り上げゼロという、セミナー事業部の存在すら危ぶまれた危機的状況でした。
そんな中で、オンラインでセミナーをやるならどんな企画やどんなプログラムがいいのか考え、イメージどおりのコンテンツを実現できる配信会社や配信ツールの選定などに奔走しました。
2カ月の準備期間の後、6月からお客様に提供できるウェビナーのサービスが完成しました。大変でしたが不安というよりは、新しいものをつくっていくワクワク感のほうが強かったですね。

企業様とユーザーのビジネスマッチングを実現

――セミナーの企画をやっていて感じる、東洋経済のセミナーの特長はどういったものがあると思いますか?
ご依頼いただく企業様も、参加いただくユーザーも、東洋経済の情報に対して信頼をいただいているな、というのは感じています。
ユーザーからは、他社と比べて「宣伝っぽくなく質の高いコンテンツだった」というアンケートの回答をいただくことが多いです。やはり東洋経済を介して発信する情報だと、信頼度がぐっと上がるという点に、企業様が魅力を感じていただけていると思います。
その信頼性は、『週刊東洋経済』や『会社四季報』、「東洋経済オンライン」などの媒体で、小社が125年以上ファクト重視のきまじめな報道を続けてきたからだと考えています。


――企業様からはどのような評価をいただいているのでしょうか。
東洋経済のセミナーで得た見込み顧客は、ビジネスアジェンダに関心が高く、まじめに話を聞きに来てくださる方々というご評価をいただくことが多いです。
それは私たちが専門のセミナー部隊であり、一つひとつオーダーメイドで企業様のご要望をお聞きしながらも、東洋経済の読者が好むプログラムや企画をご提案しているからだと思います。企業様のご要望をかなえつつ、ユーザーの求めるプログラムを提供するという、企業様とユーザーのビジネスマッチングを実現しています。
また、オーダーメイドのセミナーは非常に手間がかかるのですが、弊社の場合は専門のディレクターが企画、集客、運営まですべて一気通貫でマネジメントしますので、企業様にとっては比較的負担が少なく実現できる点もご評価いただいています。

「三方よし」な取り組みを

――もっと改善していきたい点はありますか?
1点目は、コンテンツの質の向上です。
コロナ禍でウェビナーが普及し、気軽にセミナー視聴できるようになりました。その手軽さがゆえに、リアル開催と比べて、未視聴者や途中離脱者が増加しています。プログラム構成やコンテンツの質を上げることで、より見られる企画をつくっていきたいです。
2点目は、ユーザーと有益なセミナー情報のマッチングです。
今はウェビナーが乱立しており、本当に自分に必要なウェビナーの情報を得るのが難しくなっていると思います。東洋経済のセミナー情報だけでなく、ユーザーにとって有益なセミナー情報とマッチングできるような企画にもトライしていきたいです。
最後に3点目は、リアルでのセミナーの積極開催です。ウェビナーも便利でいいのですが、やはり実際に生で登壇者の講演を聴いたり、交流したりしたほうが、良質なビジネスマッチングにつながると思っています。経営者の方にとって学びになりビジネスが広がる、ホスピタリティーのあるイベントをもっと実施していきたいと思います。
 

――最後にお客様にメッセージをお願いします
私たちは「信頼されるチーム」であることをモットーとしています。企業様やユーザー、社内のメンバー、小社ビジネスに協力してくださる方を含め、お互いに敬意を持ち、信頼される存在でありたいと思っています。
ユーザーに役立つ情報を提供しつつ、企業様のビジネスにも役立ち、私たち自身もさらに発展できる「三方よし」な取り組みをしていきたいと思います。セミナー開催でお困りのことや、聞きたいことなどございましたら、ぜひご相談いただけますと幸いです。