映画「ボヘミアン・ラプソディ」から学ぶ記事作りスピリット

映画「ボヘミアン・ラプソディ」から学ぶ記事作りスピリット

岡部のぞみ

 2018年11月に公開され、2019年2月現在まだまだ絶賛上映中というモンスターヒットを飛ばしている映画「ボヘミアン・ラプソディ」。皆さまはもうご覧になりましたか?ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの人生を描いた映画です。私は3回観ました。同じ映画を映画館で3回も観たのは初めてで、この映画には多くの人を魅了する力があるように感じます。

 この映画の何が人を魅了するのか、その理由はさまざまな所で語り尽くされていると思いますが、今回は私が記事制作に携わるディレクターとして痺れたセリフや、仕事にも当てはまることだと思ったセリフを抜粋して紹介します。主に、物語の中盤、映画のタイトルにもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」をレコード会社に説明するシーンに集約されています。以下、ネタバレ含みますので、観ていない人は閲覧注意!

 

「歌詞はリスナーのもの、すべてはリスナーが決める」

 これは、私たちの仕事の場合「記事は読者のもの、すべては読者が決める」とも置き換えられると思います。「いやいや、私たちは広告記事の制作をしているので、そうは言えないのではないか」という意見もあるのですが、でも! 実際に記事を読んで、感情を抱いたり、行動を起こしたりするのは、やはり読者なのです。「説明しすぎるのは野暮」というふうにもフレディは言っていましたが、思想や解釈の押し付けにならないような記事づくりを心掛けたいところです。


 

「同じことはやらない、クイーンは定義できない」

 フレディかっこよすぎ……! このモノづくりの姿勢……。
 ある程度の成功体験に基づく法則を持っておくことは大事だと思いますが、それにとらわれすぎてしまうことは、時に進化を阻む可能性もあります。「”Killer Queen”のような曲を作れ」というレコード会社社長の要求を一蹴し、「次はオペラのような曲をつくる!」と宣言するシーンは、本当にワクワクします。

「体験する音楽」

 フレディは自分たちの音楽を「体験する音楽」だと言います。この映画自体もクイーンの音楽と同様に「体験する映画」だったからこそ、リピーターが続出したのではないでしょうか。体験には感情が伴い、その感情を味わいたいから、何度も見る。単に「情報」=「ストーリーを知りたい」だけであれば、一度見て、知ってしまえば満足するでしょう。

 私たちも単なる「情報」以上の「読後感」を体験できるような記事をつくりたいと思っています。

 フレディのような天才と並べて、自分たちの仕事を語るのもお恥ずかしいのですが、とにもかくにも「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンの圧倒的な音楽とキャストの素晴らしい演技に溺れることのできる最高のエンタテインメントです。アカデミー賞も5部門ノミネートされたそうです。応援の意味も兼ねて、近々また4回目も見に行きたいと思います。待っててね、フレディ!

 

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