オンラインセミナーは質の時代「きまじめなコンテンツ」をさらにその先へ

オンラインセミナーは質の時代「きまじめなコンテンツ」をさらにその先へ

コラム編集部

 東洋経済ブランドスタジオ・セミナー事業部の関根崇さんは、2020年に中途採用で東洋経済新報社に入社しました。媒体社での営業のキャリアが16年以上のベテランです。新型コロナウイルスによって社会が激変し、当社のセミナー事業のリアルイベント前提のビジネスモデルが崩れる中で、新たなセミナー事業のビジネスの構築に取り組んできました。すでにセミナー事業部の大きな柱である関根さんに、セミナー事業の今と未来について話を伺いました。



ーーまずはどのようなお仕事をされているかご紹介をお願いできますか?

現在は東洋経済ブランドスタジオ・セミナー事業部にて、ビジネスセミナーの企画・立案、集客プロモーション、運営までワンストップで行っています。経営者や意思決定層の方、また広くビジネスパーソンに向けた、経営や事業のヒントとなるようなセミナーやイベントを、スポンサー企業様に協賛いただいて行っています。


ーー入社されてすぐに緊急事態宣言になって、本当に大変そうでしたね。この1年間、いかがでしたか?

大変でしたね。もともと当社はリアルな会場でのセミナーイベントをやってきていまして、新型コロナウイルスによって実施ができなくなりました。完全にオンラインのセミナーに切り替えたのですが、最初は自分たちで配信をどうやればいいのか部署の中にナレッジがほとんどありませんでした。最初はドタバタしましたが、場数を踏んでいくことで、安定したオンラインセミナーの配信を提供することが可能になりました。


ーー短期間で安定してオンラインセミナーの配信をするには部署全体のレベルアップが必要だったと思いますが、そこはどうされたのでしょうか?

 ナレッジの属人化を防ぐために、マニュアルをつねにアップデートしていき、部員同士の共有会を定期的に行って全体の底上げを図っています。そのほかにも、企画書や新たなサービスの資料をシェアするなど、個人のレベルアップをしています。
 私は仕事をするうえで、どんな難しそうなことでもまずはやってみる、前向きに取り組んでみる、ということをポリシーとしています。そうすることでアウトプットもよくなるし、自分や組織の成長にもつながる。オンラインセミナーのスキームの構築は、まさにこういうことでしたね。


ーー小社だけでなく世の中全般でオンラインセミナーがかなり一般化しましたが、今後どういうふうになっていくと思いますか?

 現在はリアルができなくなったからとりあえずオンラインに切り替わった段階で、正直なところ品質はピンからキリまであります。今後はオンラインセミナーの効果の質が問われてくると思います。オンラインセミナーは、顧客リードは集めやすいですが、流し聞きしていた人と熱心に見ていた人とでは、見込み客としての質がまったく違います。いかに関心の高い人を集められるかと、いかにセミナーに熱心に参加してもらうかが重要になってきます。
 東洋経済のセミナーはその点では、コンテンツと見込み客の質という点で競合他社に比べて優位性があると思います。「きまじめな創造力」を合言葉にしている東洋経済ブランドスタジオのコンテンツは、週刊東洋経済や東洋経済オンラインといった読者から信頼されるメディアの伝統を受け継いでおり、品質には定評があります。そのようなコンテンツを読む読者層もまじめで情報感度が高く、誠意をもって発信すればちゃんと響いてくれます。発信側と受け手側の信頼関係という基本がまだある点が、東洋経済の強みであると考えています。


ーー最後に、今後ご自身でやっていきたいことや抱負を教えてください。

 「きまじめ」な内容を真摯に訴求していくのは小社の強みですが、それを伝える手段が限られているのが現状です。テキストとイベント、最近は動画もやっていますが、さらにその先の情報流通の仕方はいろいろあるだろうと考えています。日々、新たなテクノロジーや潮流を勉強しつつも、軸をぶらさずに取り組んでいきたいです。
 

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