まさかのアイデアで生まれた一体感に感動!? 「意外と何でもできる」カスタム事業部の魅力

まさかのアイデアで生まれた一体感に感動!?  「意外と何でもできる」カスタム事業部の魅力

コラム編集部

中途入社メンバーの多いビジネスプロモーション局ブランドスタジオ。さまざまな経歴やバックグラウンドを持つ人がいる中でも、とくにミステリアスでアンニュイな雰囲気を漂わせているのがカスタム事業部の折野美佳さんです。謙虚でもの静かな姿勢と裏腹に、人一倍泥臭く仕事をし続けてきたからこその努力と情熱が感じられました。
――前職では、どんな仕事をされていたのでしょうか?

9年間ずっと男性向け週刊誌の編集部でグラビアの編集をしていたんです。グラビアページっていうと、大きめのカットに文字数の少ないテキストを想像されるかもしれませんが、意外とレイアウトの細かいページや3000字ほどの文字数のページもあったりして。

しかも出版不況で、週刊誌もかつてのようにスキャンダルだけやっていても売れない時代です。なので、グラビアで話題になるようなスクープを取ってくるというのが私たちの使命でした。「ニュースになるような撮り下ろしをしてこい」とか「よそで話していないようなネタをインタビューで取ってこい」とか。本当は、もっと、まったりした仕事を想像していたんですけどね(笑)。


――ネタを取ってこないといけないプレッシャーがすごそうですね! 週刊誌といえば、安野モヨコの『働きマン』ですよね。私も折野さんも憧れた世代じゃないですか?

そうなんです! あれはちょうど舞台となった編集部が一緒で。入る前から漫画は読んでいました。私自身もミーハーなタイプだったんで、エロから政治まで何でも扱う週刊誌は、もともとやってみたい仕事だったんです。
 


――やってみたかった仕事をずっと9年もやってきて、何でまた転職しようと思ったんですか?

9年もやっているとネタが尽きてしまうんですよね。編集長も2年くらいで空っぽになってしまうと言われていて、その気持ちはすごくわかるんです。読者が求めている(売れる)ネタも、じつは何度も取り扱ってきた内容だったりして……。

在籍期間が長くなることで、それなりにできることも増えていって自由ではあったのですが、ある時、自分は「職人」に徹しているな、と思い始めました。職人は職人ですばらしいですが、それだけで終わるのはちょっと寂しいなと思ったんです。いずれ管理職になってみたい、というか。


――おお! そんな気持ちが! 確かに週刊誌の編集者ってずっとやっていると、組織で誰かを管理するというよりは本当にその道を極めるという感じになってきますよね。

そうなんです。なので、実際それは面接でも言っていましたね。正直、入社前はカスタム事業部の仕事内容や東洋経済についても知らないことが多かったんですが、いろいろと正直すぎるくらい話してしまったのに、本当に皆さんの懐が深くて温かく迎え入れてくれました(笑)。


――実際入ってみて仕事内容についてのギャップは感じましたか?

実際はイメージしていたよりも、すごく幅広かったです。編集者の仕事をしながら、書籍を発注してくださったクライアントへの対応や契約関連の調整など、営業としての仕事の比重も多いことにびっくりしました。最初はちょっと窮屈な感じもしたんですが、制約ばかりでもなくて。書籍はビジネス書だけでなく、社史や会報誌、雑誌も作ります。さらに動画やウェブサイトも作っているし、いずれはセミナーもできるかも、となると、できることの範囲は意外と広くて、何でもできるなと感じています。

 


――週刊誌の編集者とはまた少し違いますよね。

そうですね。かつてとは違った難しさや楽しさがあります。「カスタム」というだけあって、決まったメニューでも、部数や形態などのオプションで値段が大きく変わったりするんです。毎回かけられる予算はバラバラですが、利益率を考えながらも、最大限いいモノを作るのが大変ですね。

週刊誌時代は取り上げられ慣れている方ばかりを相手にしていましたが、今は一般企業の方を取材することが多い。プロのカメラマンさんに写真を撮ってもらえるだけで、すごく喜んでいただけるのがうれしい瞬間でもあります。

あとは、前職では読者にウケるものを必死で探すことに注力して、それが当たると大勢の人の気持ちを動かせるということが、いちばんのやりがいでした。カスタム出版の仕事では、まずは目の前にいる人を喜ばせるに尽きます。正直それは、スケールが小さいような気もしていたんですが、ダイレクトに反応が返ってくること、さらにうまくいけば、世間の目にも留まって、顔の見えない人たちを喜ばせることもできると最近気がついたんです。


――一般の方だと、なかなかない体験ですもんね。印象的だった仕事はありますか?

とある企業の周年記念動画を撮影するときに、その企業の社長に全力疾走していただいたことがあります(笑)。動画制作のお仕事は、入社の際には想定していなかったもので「こういう商品も東洋経済で作るんだ」と新鮮でしたね。動画内の演出として「社長に本気で走ってもらってはいかがでしょう」と提案したら、まさかの採用。かちっとした堅い企業さんだったので、予想外でした。お互いの「いいものを作りたい」という気持ちがうまくマッチングしたのがうれしかったです。結果、すばらしいクリエーターの方たちの力もあって、「想像以上のものができて大変満足しています」というお言葉をクライアントからいただくことができました。


――すごくいい話! これから挑戦したいことはありますか?

クライアントの満足度を高める条件の1つに、その企業のPR効果を発揮させる必要があると思います。クライアントに「いいものができました」と喜んでもらうのはもちろんなのですが、それが世の中にもヒットして、結果的に企業の価値を高められるような作品にしなくては、と入社から半年経って考えられるようになりました。

「作らされている」のではなく、どうすればクライアントにも世の中にも「ウケる」のか。なので、今後の目標としては、カスタム書籍でのヒット本を作ること、そして前職の経験を生かせるような、ビジュアルにこだわった媒体商品も立ち上げてみたいです! やはり、東洋経済というと、どうしても堅いイメージを持たれていますが、それだけじゃなくて、その企業の人や商品を思いっきりカッコよくアピールする媒体だって作れるんだ、ということを知ってもらいたいですね。

 


――いいですね! 楽しみです。折野さんが今後も仕事をしていくうえで、大切にしていきたいポイントがあれば教えてください。

私はどちらかというと、オンオフをはっきりさせるのが苦手で、ずっと仕事のことを考えたり、休みの日もレスポンスしたりしてしまうタイプです。そうなると、生活のほとんどが仕事になってしまい、それはそれで満足しているのですが、面白くない仕事だと地獄です(笑)。でも、仕事って、面白いことばかりを与えてもらえるものじゃないですよね。なので「面白がる」ことをいちばん大切にしています。

あと、これは極論なのですが、編集者は必ずしもすごい特技を持った人でなくても頑張れる仕事だと思っています。「文章がめっちゃうまい人」「面白い写真を撮る人」「校正が完璧な人」みたいなスーパーマンを探してきて、その人たちにベストを尽くしてもらう。あとは集まった材料でうまく料理するのが編集者の役割だと思うんです。そして、それは今のカスタム出版でも変わりません。

なので、一緒にお仕事をする人へのリスペクトと感謝を大切にしながら、「お願い上手」になれるように、心がけています。周りのスタッフのいいところを生かして、いいものを作る。それをずっと続けていきたいですね。


【編集後記】
同じ週刊誌出身、漫画『進撃の巨人』リヴァイ兵長好きということで一方的に親近感を持っていた私・岡部は、今回さらに深掘りしていくことで、折野さんの熱い仕事魂を知ることができ、ますますファンになってしまいました! 掘れば掘るほど面白い、折野さんのこれからの活躍にますます期待!

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