企業ニュースの報道でよく目にする「今後の投資計画」。何兆円という規模の数字を耳にしますが、それは過去と比べてどれほどの規模感なのでしょうか。また、その投資規模と利益はどういった関係にあるのでしょうか。今回、東洋経済新報社では、日本企業の過去10年の研究開発費と設備投資額の総額を有価証券報告書の注記から集計・ランキングしました。
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このランキングから見えてきたのは、自動車大手の投資額の大きさ。特に1位のトヨタ自動車は圧倒的な額です。通信インフラ・電機メーカーも投資に対して積極的。さらに同業種内でも積極性に違いが見え、興味深い結果となりました。
今回は参考情報として過去10年の純利益の合計額も載せており、投資額と利益規模のバランスも確認できます。利益額に比して積極的に投資を行っていく業界がある一方で、化学メーカーは利益と同程度の投資規模となっているなど、業界ごとの特徴も見えてきます。
「東洋経済データサービス」では、研究開発費や設備投資額のようなデータも取り扱っています。ご興味のある方はぜひ、「財務データ・ダイジェスト版」や「設備投資額・研究開発費・減価償却データ」をご覧ください。
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