記事広告の「制作ディレクター」って何?

記事広告の「制作ディレクター」って何?

岡部のぞみ

プロフェッショナルの人たちをまとめあげる仕事

 ついに、このコラムの執筆の順番が回ってきました。東洋経済新報社のビジネスプロモーション局メディア制作部のディレクターをやっています岡部のぞみです。「メディア制作部」も「ディレクター」もあいまいな言葉なので、伝わりづらいことが多いのですが、平たく言うと、記事広告をつくっている人です。東洋経済では、雑誌やオンラインの記事広告をつくる部署のことを「メディア制作部」と呼んでいます(わかりにくいですね)

そもそも、この「ディレクター」という役職なのですが、よく「編集?」とか「ライター?」とか聞かれることがあります。Directorの意味を調べると、監督とか演出家という言葉が出てきます。

記事広告でいうと、広告主の要望にかなったコンテンツをつくりあげる総監督みたいなもので、制作スタッフを手配したり、デザインの方向性を考えたり、文章を編集したりという「編集」の仕事に、スケジュール管理や営業同行など、さらに「+α」の部分も含まれます。

もちろん、ときには自分で原稿を書くこともあります。「何でも屋」さんに近いかもしれません。インタビューやコーディング、デザインなどに関して高い専門性があるわけではありませんが、そうしたスタッフと意見を出し合い、ひとつひとつコンテンツをつくり上げないといけないので、それなりの知識を持っておく必要があります。

 

「みんなに伝える」ディレクションの難しさ

 具体的なお仕事はというと、まず広告主の課題を解決するためには、どういった記事広告をつくればいいのか、という企画を立てるところから始まります。

どんなタイトルにするか? どんなインタビューにするか? どんな写真を撮るか? どんなデザインにするか? などを考えます。ひとりではつくれないので、カメラマンやライターなどそれぞれの専門家に仕事を割り振ります。

この、「いろんな人が一緒につくりあげる」というのが、この仕事のキモでして、自分の頭の中の完成イメージをちゃんと全員に共有できていないと、上手くいきません。かかわる人たちみんなプロなので、放っておいてもアウトプットは出てくるのですが、それだと目的なく散漫に技術を発表しているだけになってしまいます。

企画段階で、ゴールのイメージを制作スタッフみんなに正確に伝えること。そもそも、それができていないと、できあがった記事も読者に伝わるものになりません。当たり前のことですが、なかなか難しいことだなあとも思います。

それだけに、ビシッと華麗に、頭の中で描いていたものやそれ以上のものができたときの爽快感はひとしおです。ここでは、企画から制作段階まで、そのために苦心していることや工夫していることをちょっとずつ紹介していこうかなと思っています! それではまた次回!

 

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