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音声コンテンツに関する調査を実施

音声コンテンツに関する調査を実施音声コンテンツに関する調査を実施
  • リサーチ部

音声コンテンツに関する調査概要

東洋経済ブランドスタジオは、全国の18歳~65歳以上の男女に対し、音声コンテンツに関するインターネット調査を実施しました。
調査概要は以下のとおりです。

■調査対象者:全国の18歳~65歳以上の働く男女
■調査期間:2022年10月26日~2022年11月4日
■回答総数:368件
■調査方法:「モニタス」インターネット調査
「週に1度以上、東洋経済オンラインを閲覧している」読者を東洋経済オンラインの読者と設定し、それ以下の頻度の読者を非読者とする

読者の約60%が週に1回以上、音声コンテンツを聞いている

「あなたは、音声コンテンツ(ラジオ、ポッドキャストなどの音声プラットフォーム、オーディオブック、Twitterスペースなどの音声SNSを含む)をどのくらいの頻度で聞いていますか?」と質問したところ、読者は「毎日」と回答した人が最も多い一方で、非読者は「聞いたことがなく、今後も聞く予定はない」と回答した人が最も多くなりました。(図1)

また、「あなたは一日のうち、音声コンテンツをおおよそどれくらいの時間聞いていますか。ながら聞きも含む時間をお答えください。」と質問したところ、読者・非読者ともに「30分~1時間」と回答した人が最も多い一方で、読者は「1時間以上」聞いている人が多く、音声コンテンツを長時間利用する傾向が見られます。(図2)

50%が通勤、通学中に音声コンテンツを聞いている

普段どのようなシーンで音声コンテンツを聞いているか(最大3つまで)質問したところ、読者・非読者ともに「通勤・通学中」と回答した人が最も多い一方で、読者は「朝の身支度をしている時」「在宅勤務中など、仕事をしている時」などが多く、仕事前や仕事中に効率よく情報を得ていることが推測されます。(図3)

また、「音声コンテンツの利用時間について、ここ数年で変化はありましたか?」と質問したところ、読者・非読者ともに「以前からラジオなどの音声コンテンツを聞いていた」と回答した人が最も多い一方で、読者は「在宅勤務が多くなり、ながら利用が増えた」と回答した人が多くなっています。(図4)

語学学習、国内ニュース、ビジネスに関するコンテンツを好む

よく聞く音声コンテンツのジャンル(最大5つまで)を聞いたところ、読者・非読者ともに「音楽、BGM」が最も多い一方で、読者は「英会話、語学学習」 「国内ニュース(政治、社会、経済)」「ビジネス(マーケティング、トレンド)」「テクノロジー、IT、ガジェット」など、仕事に役立つコンテンツを聞いている傾向が見られます。(図5)



また、利用しているプラットフォームについて最大5つまで聞いたところ、読者・非読者ともに「YouTube」が最も多い一方で、読者は「Apple Podcast」 「Google Podcasts」 「Spotify」「radiko」「Voicy」など、様々なプラットフォームを利用していることがわかりました。(図6)

約70%が音声広告で企業のブランドの印象が良くなったことが「ある」「たまにある」と回答

音声コンテンツのメリット(最大3つまで)について聞いたところ、読者・非読者ともに「他の作業をしながら聞けるため」という回答が最も多い一方で、読者は「仕事の役に立つため」「リラックス、癒やしのため」という回答が多くなりました。(図7)

また、「音声コンテンツの間に流れる音声広告を聞いて、その企業のブランドの印象が良くなったことはありますか?」と質問したところ、読者・非読者ともに「たまにある」が最も多い結果となりました。とくに読者は「ある」と回答した人が多く、「ある」「たまにある」と回答した人の割合は70.69%です。(図8)

音声コンテンツをあまり聞かない読者でも「英会話、語学学習」「教養」 「国内ニュース」「ビジネス」「マネー・投資」などであれば聞いてみたいと回答

音声コンテンツを聞く頻度について、「週1~2程度より少ない」「聞いたことがなく、今後も聞く予定はない」「聞いたことはないが、今後聞いてみたい」と回答した人に、その理由を聞きました(複数回答可)。読者・非読者ともに「聞く習慣がないから」と回答した人が最も多い結果となりました。(図9)



さらに「きっかけがないから」「どんなコンテンツがあるのかわからないから」「どのアプリやサービスを使ったらよいかわからないから」と回答をした人に、どのようなジャンルなら聞いてみたいか(最大5つまで)質問しました。(図10)


読者は「英会話、語学学習」「教養」 「国内ニュース」「ビジネス」「マネー・投資」などであれば聞いてみたいと回答しています。

現在、音声コンテンツをあまり聞かない読者でも、仕事や生活に役立つ音声コンテンツなら、きっかけがあれば聞く可能性があることがわかりました。
 

まとめ

今回の調査で得られた読者の傾向のファインディングは以下のとおりです。

・約60%が週に1回以上、音声コンテンツを聞いている
・50%が通勤、通学中に音声コンテンツを聞いている
・語学学習、国内ニュース、ビジネスに関するコンテンツを好む
・約70%が音声広告で企業のブランドの印象が良くなったことが「ある」「たまにある」と回答
・ここ数年で在宅勤務が多くなり、ながら利用が増えている

東洋経済ブランドスタジオは今後も、皆様のビジネスに役立つさまざまな調査を実施してまいります。